五香には、左の写真のように土を積み上げた土手が見られます。土手?というと川を想像しますが、ここの土手はそのようなものではありません。
今回はその土手を紹介します。
京成松戸沿線には、数字が入る駅名が多いですね。
八柱、五香、初富、二和向台、三咲、などの駅があります。
八柱を除く4つの駅は、明治時代にこの周辺の土地を開墾した順番に付けられています。
最初に開墾したところが初富、二番目は二和向台(二和)、三番目は三咲、四番目はこの沿線ではないのですが、近くの柏にある豊四季、五番目が五香、六番目が六実など続きます。
したがって、江戸時代が終わり明治時代になると用途がなくなり、今まで馬が走り回った広い牧を開墾して村ができ、今のように発展するようになりました。この辺の話は長くなるのでカットします。
そこで問題となるのが、この周辺には昔からの村があります。
そこに暮らす人たちは、畑などを耕して生活するのですが、野馬が耕作地に入ってこないように当時の村人は土手を築いて畑を守るようになりました。その遺構がこの土手です。
この土手を、野馬除土手と呼んでいます。松戸をはじめ鎌ヶ谷、船橋、柏、流山、印西などにもたくさんの野馬除土手がありました。
しかし、残念なことに宅地化などによりこのような江戸時代の遺跡がなくなっているのが現状です。五香の野馬除土手には松戸市の標柱もたち説明もあります。
この周辺にもいくつか残っているところもあるのでぜひ探してみてください。


















