2025年4月4日金曜日

しず心なく花の散るらむ


 やっとお日様が顔を出しましたね。
なんと素晴らし春の心地でしょうか・・・・・


個人的なことですが、桜が咲くころにいつも思い出すのが、百人一首のこの一首です。


「久方の 光のどけき春の日に しづ心なく 花の散るらむ」

私が一番最初に覚えたものです。ここのホームページをご覧いただいて皆さんも、多くの方は、学校や小倉百人一首でご家族やご友人の皆さんと耳を澄ませながら取り合った記憶があると思います。私もその一人でした。今も、その時もあまり意味は理解しませんでしたが、春の桜が咲く季節になると思い起こします。

紀友則が詠んだそうですね。

どんな気持ちで詠んだのかわかりませんが、なぜかこの季節にふっと湧いてきます。

皆さまも、思い出に残る一首があると思いますが、大切にしたいですね。

そんなことを考えながら、新坂川沿いの桜を見てきました。夕方なのにたくさんの方々が桜見物されていました。

週末まで持ちそうですね。花の散るらむまで早いかな?